歯周病治療を担当する院長は10年以上(※)の治療経験を有しています。歯学部を卒業後、東京歯科大学大学院歯学研究科で歯周病の研究に取り組み、歯学博士の学位も取得しました。
生活習慣病の一種である歯周病は、自覚症状がほぼないまま進行しやすく、気付いたときには重症化していることも多い病気です。症状が進行すると歯を支えるあごの骨が溶けて、歯が抜け落ちてしまうこともあります。
また、歯周病は重症化してしまうと、歯を抜かずに症状を改善させるのは困難な病気です。
歯医者に長く通院していても、なかなか治らなかったり、抜歯するしかないと診断されることも少なくありません。
しかし、歯周病治療のスペシャリストである当院の院長なら、重症の歯周病も歯を抜かずに改善できる可能性があります。院長は日本歯周病学会にて何度も学会発表を行っており、最新の技術と知識を患者さまに還元すべく、真摯に治療に取り組んでいます。ぜひ一度、ご相談ください。
マイクロスコープは患部を最大25倍まで拡大視できる歯科用顕微鏡です。高額な機器となるため何台も導入することは難しく、日本の歯科医院の保有率は3~4%と言われています。また、マイクロスコープは歯の根っこの治療やインプラントなど、主に精密さが求められる治療で歯科医師が使用するケースがほとんどです。
当院では、このマイクロスコープを歯科医師が治療に使うものとは別に、歯科衛生士用にもう1台導入。歯周病治療における診査や歯石除去の処置に使用しています。通常、歯と歯ぐきの隙間の奥深くにある歯石の除去は、ある程度手探りで行わざるを得ません。しかし、マイクロスコープを使って1本1本の歯を拡大視してきちんと目視できれば、より精密な施術が可能になります。
歯科衛生士による歯石除去でマイクロスコープを使っている医院は、全国で1%にも満たないでしょう。当院ではこのような最新の医療機器も活用し、歯石の取り残しの少ない、歯や歯の表面を傷つけにくい施術をすることで、再発しにくい歯周病治療を実践しています。
歯周病は一旦治療が終わっても、その後の歯磨きの状況や生活習慣によって再発しやすい病気です。そこで当院では、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけし、歯周病治療後のメインテナンスに力を入れています。
定期検診では歯のクリーニングや歯磨き方法のレクチャーなどを行います。メインテナンスは、同じ衛生士が担当し継続して診ていくため、お口の中の変化にも気づきやすく、より患者さまにとって適切なケアをご提供することが可能です。
当院の歯科衛生士は外部の研修会にも積極的に参加し、知識や技術の向上にも日々熱心に取り組んでいます。経験20年(※)のベテランをはじめ、経験豊富なスタッフがご自宅でのケアまでしっかりサポートいたします。どうぞお任せください。
※2019年現在
マイクロスコープを用いてお口の中の
画像を動画撮影しています。
マイクロスコープを用いてお口の中の画像を撮影し、診療台に設置しているモニターで動画を一緒に見ていただきながら、治療やお口の中の状況をわかりやすくご説明します。
また、治療中も定期的に動画を撮影し、お口の変化を記録。治療前・治療後の変化を確認できるため、患者さまご自身でどのくらい改善したのかを実感しやすいことと思います。この動画以外にも、レントゲン写真や治療結果などを見ながら、ご自宅でのセルフケアや生活習慣の改善について丁寧に説明とアドバイスをいたします。
歯科医院での処置だけではなく、ご自宅でのセルフケアもしっかりできるようにサポートしてまいります。歯周病でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
マイクロスコープを用いて精密に行う歯周病治療は確かに効果的ですが、重症化した歯周病は、それだけではなかなか改善しないこともあります。そうした難しい症例には「歯周外科治療」で対応しています。
歯周病を治療するためには、その原因となる歯垢(プラーク)や歯石を取り残しなくキレイに除去することが重要です。しかし、歯と歯ぐきの隙間の奥深くまで入り込んでしまった汚れには、外からでは器具が届かず、十分な処置が行えません。
そのような場合、フラップ手術と呼ばれる方法で対応。歯周病菌を取り残さないように、歯ぐきを切開して歯の根っこの先までこびりついた汚れを目視で確認しながらしっかり除去していきます。
当院の歯周病治療には、このようにお口の状況に合わせて様々な治療の選択肢があります。歯周病が重症化してなかなか改善しない方や、歯を抜くしかないと診断されるような方も諦めずにご相談ください。
治療名:マイクロスコープを使用したSRP(スケーリング・ルートプレーニング)
治療の説明:マイクロスコープを使用し、専用器具で歯や歯の根の表面の歯石を除去する治療法です。
治療のリスクや副作用:治療後に歯がしみる可能性があります。出血を伴う可能性があります。治療部位を分けて行うので数回の通院が必要です。歯ぐきが少し下がってみえる可能性があります。
治療の価格:60分 15,000円(税別)
治療名:FOP(歯肉剥離掻爬手術)
治療の説明:歯ぐきを切開し、歯の根の表面に付着した歯垢や歯石を除去する外科処置。歯ぐきの奥まで直接目視で確認して歯石除去ができる治療法です。
治療のリスクや副作用:治療後に歯がしみる可能性があります。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。歯ぐきが少し下がってみえる可能性があります。
治療の価格:1歯 30,000円(税別)
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午前:9:00~13:00
午後:14:00~18:00
休診日:日曜・祝日